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患者さんが亡くなってしまった時の気持ちの切り替え方とは?

患者さんが亡くなった時の気持ちの切り替え方

患者さんが亡くなってしまった時の気持ちの切り替え方とは?

患者さんが亡くなった時のつらさ

 

特殊な病棟に勤めていない限り、看護師を続けていると、
いつか必ず患者さんが亡くなる場面に遭遇すると思います。

 

 

 

 

私は循環器内科と血液内科の混合病棟に勤めていたので、
癌の終末期の患者さんと関わることが多く、
お看取りをさせてもらうことも多かったです。

 

 

特に、血液内科の患者さんは経過の長い方が多く、
患者さんやご家族のこともよく知っているため、
お亡くなりになった時は悲しくて気分が落ち込んでしまう時がありました。

 

 

そんな時に私が実践していた
患者さんが亡くなられた時の気持ちの切り替え方をご紹介したいと思います。

 

 

 

悲しむことは我慢しない

 

人が亡くなって“悲しい”というのは人間として当たり前の感情です。
患者さんが亡くなられ、とても悲しく ツラい気持ちになり、
涙が出てしまうこともあるかと思います。
看護師だからといって悲しい感情を隠す必要はないと私は思っています。

 

悲しみすぎて業務に支障がでたり、
ご家族よりも感情を露わにして悲しむのはよくないですが、
人の命が終わってしまった時に悲しみを感じて涙が出てしまうことは仕方がない、
と私は割り切って仕事をしていました。

 

 

 

自分の仕事は看護師であることを思い出す

 

患者さんが亡くなられた時、悲しいと感じ涙が流れてしまうことは仕方がないことです。
しかし私たちの仕事は看護師です。ご家族と一緒に悲しむことだけが仕事ではありません。

 

 

また、私たちの看護の対象は患者さんだけではなく、患者さんのご家族も看護の対象です。
長い間、患者さんの闘病生活を一番近くで支えてこられた方です。
私たちがご家族のグリーフケアをできる時間は限られています。
その限られた時間で、何ができるか考えてみましょう。
また、患者さんが亡くなられた後のエンゼルケアも看護の一つです。

 

 

 

 

私が働いていた時、とても思い入れのある患者さんがいました。
その方は白血病の抗がん剤治療を頑張られ、無事に寛解状態になりました。
抗がん剤治療で様々な副作用が現れ、とてもツラい状況もたくさんありました。

 

 

長い間関わっていたので、ツラい副作用も一緒に乗り越えてきた感覚がありました。
なので、治療が終わり患者さんが寛解状態になった時は本当に嬉しかったのを覚えています。
しかし、寛解状態は長く続かず白血病が再燃し、病院で最期を迎えられました。
その時は私が受け持ちをしていた時で、本当に悲しくて悲しくて仕方ありませんでした。

 

 

しかし、ご家族の方が悲しんでいる姿を見てハッとしました。
ご家族は誰よりも近くで患者さんをずっと支えてこられたのだ、
私が悲しんでいる場合ではない、ということに気がつきました。
それと同時に、私がこのご家族に対してできることは何だろう?といったことを考えました。
あなたも患者さんのご家族を目の当たりにすると、患者さんのことを思って涙を流し、
悲しんでいるだけではいられないと思います。

 

 

 

自身のターミナルケアを振り返る

 

患者さんが亡くなり、気分が落ち込んでしまう理由の一つに後悔があるのではないでしょうか。
「あれをすればよかった」「もっとこうすればよかった」等、
無力感や後悔の念に襲われることもあると思います。

 

 

そういった気持ちになった時、私は一人カンファレンスを行っていました。
患者さんとの日々の関わりをどうすれば良かったか、
後悔するために振り返るのではなく、同じ後悔を繰り返さないために行っていました。

 

 

ターミナル期の患者さんとの関わり方、家族との関わり方、
振り返っていくと自身の看護技術の未熟さが嫌という程分かります。
その時は自分の無力さに打ちのめされそうになりますが、これができなかった・・・
と思ったことを看護雑誌を読んだり研修に参加して勉強するようにしていました。
こういった姿勢が亡くなられた患者さんに対してできる唯一のことではないかと思っています。

 

 

 

まとめ

 

私なりの気持ちも切り替えかたをご紹介したとはいえ、
やはり人が亡くなること自体に大変なストレスを感じる人もいるかと思います。

 

病棟や看護師の職種により、ステルベンの少ないところもあります。
どうしても心が辛くなり自分自身の心のケアが追いつかないという場合、
職場を変えてみるのもいいかもしれません。

 

 

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