転職の際の面接で気をつけておくべきこと
新人看護師の場合、いざ転職というタイミングで
一番悩むのが面接ではないでしょうか?
看護師の場合、新卒で入る病院で面接をするところもほとんどないため、
転職のタイミングで「初めての面接」になる人も少なくないかと思います。
もし初めての面接で何を準備したらいいのかわからない…という人は、
面接のために準備する履歴書や、面接当日のマナーや質疑応答など、
準備し過ぎてもいいくらい、しっかりと事前準備をしておきましょう。
面接の際に気をつけておきたい3つのこと
リクルートスーツを準備する
面接当日の服装ですが、必ずリクルートスーツを準備しましょう。
色は黒が無難です。またカバンも黒い地味なものを選びましょう。
中にはブランド物のカバンや、派手な色のカバンを持っていく人も見かけますが、
面接の場では服装や持ち物もチェックされるので、身だしなみも整えることが大切です。
ヒールの高い靴はNG
女性の場合、ヒールの高い靴はカツカツと大きな音がなるので避けた方が無難です。
病院見学の時に廊下でヒールの音がなってしまうと、患者さんもビックリしますし、
印象も良くありません。ヒールの高すぎないルクルート用パンプスがオススメです。
髪の毛の色は黒くする
髪の毛の色が明るい場合、黒くしておくことも忘れないようにしましょう。
もし前日に、髪を染め直すのを忘れてしまっていた(!)と気づいた場合には、
ドラッグストアで売っている黒彩スプレーをふって対応した方がベストです。
面接の場で、どれだけ上手く対応出来ても髪の毛の色で不採用になるケースもあります。
経歴の記載方法
経歴の欄には高校入学から書きましょう。
高校に関しても、高等学校であれば略さず「○○高等学校」と記入が必要です。
また職務経歴に関しては、在職中の場合は「現在就業中」と記載をして、
退職済み(離職中)の場合は「一身上の都合により退職」と記載しましょう。
志望動機はしっかりと記入しましょう
たまに志望同期を空白のまま提出する人がいますが絶対にNGです。
採用担当者の中には、志望動機の部分で熱意を見るという人もいます。
面接予定の病院のHPをしっかりと見て、どんな内容に惹かれたのかを
志望動機の中にしっかりと記載をして、自分の想い伝えましょう。
第一印象に気をつける
第一印象は3秒で決まるといわれています。
身だしなみはもちろんですが入退室時のあいさつは特に見られています。
元気で明るい姿勢を、しっかりアピールすることが大切です。
履歴書は付属の封筒に入れてシワにならないよう管理しましょう。
席についたら「○○と申します。本日はご面接の時間を頂き誠にありがとうございます。」
と一言添えてから面接官の方に履歴書を渡しましょう。
また見学時にすれ違う従業員さんや患者さんに、挨拶も忘れないようにしましょう(^^)
ネガティブなことは言わない
「志望動機」に関しては、今回の転職で何をやっていきたいと考えているかを、
しっかりと伝えることが大切です。また転職理由を話す際に、前職での不満等を
話をしてしまうと、採用する側としても、新しい環境でも同じように
不満が出てくると辞めてしまうのでは?と感じてしまうため絶対にNGです。
話す内容よりも聞く姿勢が大切
面接となると「何を話そう…」と話の内容ばかり気になってしまいがちですが、
看護師という仕事上、患者さんとのコミュニケーションが大切になってきます。
そのため面接では話の内容よりも聞く姿勢を重要視されることが非常に多いです。
中には面接官の話を聞けず自分ばかりが話をしてしまい、
不合格となってしまう…というケースもあります。
質問を最低2つは準備しておく
面接の場で、面接官の人から全て質問が終わった時に
「質問はありませんか?と必ず聞かれますので、そのタイミングで
「何もありません」と回答するのは、印象がよくありません。
最低でも2つ以上は質問を準備しておきましょう。
(例:看護師の平均年齢、教育体制、入職までに勉強しておくべき内容etc)
面接は準備8割、本番2割くらいの気持ちで望むことが非常に重要です。
本番になるとどうしても緊張してしまい、頭が真っ白になってしまう人も多くいます。
だからこそ準備出来ることに関しては、事前に全て準備しておきましょう。
また「面接における質問内容」や「退職理由の解答方法」についてもまとめてみいるので、
ぜひ転職のタイミングで参考にしてもらえたらうれしいです。
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