新人看護師で精神科が気になってる人へ
新人看護師が、初めから精神科に就職するケースはとても稀なので、
精神科ってどんな仕事だろう?と思う人も多いかもしれません。
新人看護師にとっては精神科は未知の世界であるとともに、
急性期に比べれば楽なのでは?と感じることもあるのではないでしょうか。
精神科の仕事内容について
最近では若い人が鬱病になるケースや高齢者の認知症患者が増加しており、
精神科病院や精神科で働く看護師の需要は年々高まっています。
ちなみに精神科病院は、一般的には開放病棟と閉鎖病棟に分けられており、
病院によっては男性病棟と女性病棟に分けられているところもあります。
それぞれの病棟によっても患者さんの症状は様々で、開放病棟の患者さんは
比較的落ち着いていますが、閉鎖病棟の患者さんには自殺の危険性もあるため、
看護師としても常に緊張感を持っていなければなりません。
また大きな規模になると急性期・療養期など、患者さんの状態によって病棟を分けたり、
ここ数年で増加している認知症患者のための病棟がある病院も存在します。
精神科のイメージとして閉鎖病棟などで患者さんが暴れてしまい、
看護師が暴力を受けてることもあるのでは…?と心配するかもしれませんが大丈夫です。
また精神科病棟では男性看護師が多いため、暴れる患者さんを抑える役割をしてくれます。
精神科の主な症例
鬱病
パニック障害
適応障害
PTSD(心的外傷後ストレス障害)
小児の鬱病
精神科のメリット
残業がほとんどない
精神科の仕事は一般的な急性期病院に比べると穏やかで落ち着いており、
ほとんど定時で終わるため、自分の時間も取りやすいのが特徴です。
その分ワークライフバランスが取りやすいので、ママさんんナースが多い環境です。
比較的人間関係が良好な職場が多い
精神科で働く看護師は穏やかな性格の人が多いです。
またそれに加えて、男性看護師の数が多く人間関係が良い職場が多いです。
女性ばかりの空間では、いじめや派閥が起きやすくなりますが、
男性看護師がいることでいじめも無く、
一般的な科目の病棟より人間関係が良好です。
患者さんに寄り添った看護ができる
精神科では患者さん一人ひとりに対して、コミュニケーションをとることも
仕事の一つなので患者さんに寄り添った看護ができる環境です。
急性期でバタバタしてしまい、患者さんに寄り添った看護ができないことに
不満を持つ看護師には精神科の仕事は向いているかもしれません。
精神科のデメリット
医療行為が少なく看護スキルが落ちる
精神科では医療行為がほぼなく、対話(コミュニケーション)と投薬がメインです。
新人看護師の年齢であれば急性期看護を学ぶことが本当はベストです。
とはいえ最近では精神科患者も、年々増えていくことから精神科の需要も増えています。
もし今後ずっと精神科で働いていきたいという人であれば、
新人看護師であっても精神化を選択してもいいかもしれません。
給料が低い
精神科では急性期の病院に比べて給料がとても低いのが特徴です。
さらには残業も無いため、ほとんど変動がなく毎月同じ給料です…。
精神科では、基本給や夜勤手当が他の科目に比べても非常に低いため
給料アップを希望して、一般科へ転職を考える看護師も少なくありません。
もしあなたが精神科に興味があって転職を考えているのであれば
看護師転職サイトに相談してみることをおすすめします!
精神科の中でも急性期、慢性期に分かれていたり、
アルコール病棟、認知症病棟など患者さんの症状によっても様々です。
そのため、あなたがどんな看護をしていきたいのかによっても、
看護師としての働き方は大きく異なります。
転職サイトであれば、それぞれの病院の特徴を把握しているため、
もし「どんな病棟があるのかよく分かっていない」という人であれば、
それぞれの病院とその特徴を聞いてみてもいいかもしれません。
「入ってからイメージと全然違った…」とならないためにも、
ぜひ転職サイトのコンサルタントに相談をしてみましょう。
精神科求人が多い看護師転職サイトは?
精神科求人が豊富「レバウェル看護」
精神科の求人数が多い
レバウェル看護では、病院求人に強みを持っているため、
他の転職サイトに比べても希望する配属先の求人も多く扱っています。
精神科専門病院をはじめ、中にはメンタルクリニックや精神科の訪問看護など、
様々な求人を扱っているので精神科に興味がある人は相談してみましょう。
転職先の内部情報にかなり詳しい
レバウェル看護では看護師の紹介実績も多いので、
病院ごとの内部情報にもかなり詳しいです。
実際に働いていた看護師からの口コミを聞いているので、
レバウェル看護では離職率の高い病院リストというものも存在するようです。
担当のコンサルタントに「ここの病院は離職率が高くて…」など、
事前に内部情報を聞いてから転職先を選ぶことが出来るので安心です。
コンサルタントの対応が丁寧
レバウェル看護ではコンサルタントの7割が女性のため、
寄り添って話を聞いてもらえるので相談しやすいという人も多いです。
またお悩み相談の受付もしているので「まだ転職とまではいかないけど…」
という人も悩み相談の専任アドバイザーもいるので安心です。
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